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Shopifyの基礎知識

目次

  1. 読み方
  2. Shopifyの概要
  3. プラン
  4. テーマ・アプリ
  5. 多言語化(日本語化)
  6. メリット
  7. デメリット
  8. まとめ

ECサイト関連のトピックスとして「Shopify」というECプラットフォームサービスを最近目にすることが多くなったかもしれません。
カラーミーやMakeShopなど国内のカートASPのサービスは飽和状態のところにやってきた新たな海外からの刺客が「Shopify」です。

今回は「Shopify」とはどのようなサービスなのかをご紹介していこうと思います。

読み方

まず、初歩の初歩、読み方です。
Shopifyはカラーミーのようにカタカナで表記されることがまずないので初めての人は戸惑うかもしれません。
Shopifyはカタカナで表記すると「ショピファイ」で、アクセントは、「ショ」を強く発音するようです。
こちら↓のYouTubeの公式ヘルプページでもそのような読み方をしています。

Shopifyの概要

Shopifyは2004年頃、カナダのTobias Lütke(トビー・リュトケ)さんが自分のスケボーをオンラインで売りたいが使いやすいプラットフォームがなかったので自作したところから始まりました。
LütkeさんはRuby on Railsを使って2ヶ月の開発期間でオンラインショップを立ち上げたそうです。
そして2006年にECプラットフォームとしての「Shopify」を立ち上げました。
2010年代に順調に成長し、2013年には100億ドルの資金調達を発表しています。
2019年現在では全世界で80万店舗の開設実績があり、Shopify上で販売された総額は10兆円にのぼるそうです。

ShopifyのテンプレートはLiquidという言語で書かれています。
Liquidは、ShopifyがRubyで開発したオープンソースのテンプレート言語です。
テーマは、テンプレートやセクション、スニペットなどで構成されていてWordpressに近い印象です。
外観をカスタマイズ編集する場合、このLiquidを編集しますのでRubyやWordpressの知識があれば理解が早いと思います。
Liquidの基本については今後紹介していく予定です。

プラン

プランは、ベーシック、スタンダード、プレミアムの3種類。
料金は米ドルで設定されています。

ベーシック29ドル /月
スタンダード79ドル /月
プレミアム299ドル /月

基本プランのベーシックは、カラーミーなど他社のプランと概ね同じ価格帯で商品点数はベーシックプランから無制限です。
スタッフのアカウント数やレポート機能、クレジットカードの手数料などがプランによって変わってきますが、小・中規模のオンラインショップ運営でしたらベーシックプランで充分まかなえそうです。
他にも大量販売を行う大企業のストアなど向けのプラン「Shopify Plus」や月額9ドルでFacebook上での商品販売をサポートする「ライト」プランも用意されています。
Shopify公式のプラン・料金ページ

テーマ・アプリ

外観のデザインは、他のカートASPと同じように多くのテーマが用意されており無料のテーマでもデザイン性やレスポンシブ対応なども現在のトレンドに合ったものが揃っています。
テーマのカスタマイズはheadタグを含めてほぼすべてのページで編集が可能です。テンプレートの構成がWordPressに近いのでウェブ制作者レベルの知識があれば難易度はそれほど高くありません。

様々な機能の拡張はこれもWordPressのプラグインのようにアプリを追加して拡張していきます。
残念ながら現状はまだまだ日本人のアプリ製作者が少ないためか日本のオンラインショップに適したアプリは少ないです。
Shopifyの認知度が高まれば日本対応のアプリも増加するのかなと思います。

多言語化(日本語化)

2018年に5月に、日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語の言語での対応が始まりました。(まずは管理画面と少しのヘルプページ)
これは既にカラーミーなどが揃うカートASPの中で新しいトピックスとして日本のECサイト界隈では多少話題になりました。
この2018年5月の時点でShopifyとしては100%完全に日本語化するために日々取り組むと宣言していますが、残念ながら、1年経ってもなかなか日本語化は進んでないようで未だにベータ版ですので、これからの日本語化に期待しましょう。

メリット

・カスタマイズ性が高い
スタマイズの自由度は他のカートASPサービスと比べてもかなり高いです。
Liquidを理解できれば基本的にどんなデザインにも対応できます。

・Shopify POSで実店舗と連携できる
実店舗を運営している場合など、Shopify POSというアプリをインストールすることで実店舗とオンラインストアの売上や在庫を連携できます。
ただ、レジスターなどのハードウェアはアメリカ、カナダなど海外から購入またはレンタルしなければならないのが現状のようです。

・越境ECに向いている
アプリ追加することにより、言語翻訳、通貨変換がストアに反映されるようになります。
言語翻訳のアプリはほとんどが有料ですが、通貨変換アプリは「BEST Currency Converter」というアプリが無料で提供されています。
決済もShopifyペイメントを利用することでクレジット決済やApple Pay、Google Payなどが導入でき、さらにそれとは別にPayPalやAmazon Payなども導入することができます。

デメリット

Shopifyをいじり倒して実際に運用している開発者やカスタマイズの経験者がまだ少ないと感じますので、カスタマイズのノウハウの紹介記事や情報が他のカートASPなどに比べると少なく、問題解決に時間を要することがけっこうあります。
おまけに公式にマニュアル等は日本語化が不十分で、Shopifyコミュニティ(フォーラム)も活発とは言えませんので、調べ物をしたい時は英語サイトで調べなければいけないことが多いです。

・日本語化・ローカライズの遅れ
日本語化されて1年以上経ちますが(2019年現在)、まだ日本語化・ローカライズがあまり進んでいない印象があります。
例えば、Shopifyが用意しているロゴメーカーやQRコードメーカーなどの無料ツールというものがあるのですが、日本語版では6個ですが英語版では20個とかなりの差が生じたままだったりします。

あと、日本語化・ローカライズでいうとやはり日本製のアプリが少ないです。
これはShopifyの利用者が増え、アプリ開発者も増えることで解決するのを期待するしかありません。

・商品検索が不安定
1文字や2文字の検索や複数ワード検索において検索結果が正しくないことがありますので、商品検索を重要視するストアの場合は注意が必要です。

まとめ

日本では実質2018年から開始され、後発サービスなので他のASPサービスと比べると使用実績が少ないです。
こちらでは地球儀を使ってShopifyでの注文をシミュレーションしていますが、2019年の段階では北米の注文が多く、ヨーロッパや中国の注文が少しあり、日本経由の注文が極わずかなのがよくわかります。

はたして「Shopify」はカートASP界の黒船になるのでしょうか!?

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